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ボツリヌストキシン製剤「ボトックス」(自費診療)

ボトックスとは、ボツリヌス菌の産生するタンパク性の毒素を治療に応用した医薬品です。ボトックスは、神経の接合部の化学伝達物質(アセチルコリン)の阻害により神経を麻痺させることで効果を発現します。年齢を重ねると、しわが増えてきて悩みの種となる場合があります。おでこのしわ・眉間のしわ・目尻のしわ・法令線のしわ・マリオネットラインに伴うしわ・くちびるの周りにできるしわ等です。しかし、表情筋にボトックスを作用させることで、これらの表情じわの改善が見られます。また、肥大した筋肉にボトックスを投与すると、筋肉に麻痺が起こり廃用萎縮が起こります。咬筋が非常に発育していると顔が四角く大きい感じを受けます。あごから肩にかけて存在する僧帽筋が張っていると、あごが短くいかり肩になります。ふくらはぎでも、腓腹筋やひらめ筋が発達していると、足が太く短く見えます。いわゆる「大根足」といわれるものです。これらの筋肉に適量のボトックスを注射投与することで、筋量を低下させることができます。これらのボツリヌストキシン製剤「ボトックス」治療の大半は、日本の厚生労働省ではまだ認可されていないものも多く見受けられます。

日本の厚生労働省で認可されているボツリヌストキシン製剤「ボトックス」の治療

眉間のしわ/眼瞼痙攣/源発性腋窩多汗症/片側顔面痙攣/痙性斜顎/上肢痙縮/2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足/重度の原発性腋窩多汗症/斜視/痙攣性発声障害

ボツリヌストキシン製剤「ボトックス」の薬剤情報(合併症、リスクなど)

【禁忌】
神経筋接続障害 : 重症筋無力症、筋萎縮性硬化症、ランバートイートン症候群等

【用法用量の注意】
・3ヶ月間での使用量は、360U(単位)以内までです。
・妊娠をしている方への投与はできません。
・女性の場合、投与後2ヶ月間は避妊をしてください。男性の場合は、3ヶ月間避妊をおこなってください。

【併用注意】
・筋弛緩薬
・抗生剤
・閉塞
・隅角緑内障
・抗痙攣剤
・精神安定剤、睡眠導入剤

【副作用・合併症】
・嚥下障害
・呼吸障害
・痙攣発作
・ショック、アナフィラキシー(アレルギーによる)
・角膜の障害
・顔面表情の低下
・眼瞼下垂症状
・感覚麻痺、自律神経失調症、めまい、頭痛、筋肉痛、歩行障害、脱力感

【リスク・副作用】
疼痛/腫脹/頭痛/自律神経失調/顔面麻痺/口角下垂/眼瞼及び眉毛下垂/閉瞼下垂(瞼が閉じにくくなる)/局所性筋力低下/内出血


○電話でのお問い合わせは、受付が対応する都合上、一般的な質問に限り、 詳細な内容についてはお答え致しかねますのでご了承ください。

○部位、症状や状態はお一人お一人異なりますのでカウンセリングの上で最適の施術をご提案いたします。

○自費診療の前回の受診から1年以上あけて受診される場合は、初診扱いとなります。


ヒアルロン酸(自費診療)

ヒアルロン酸はを皮下に注入することで、ほうれい線や目の下・口元・眉間・額などの皮膚の溝(皮溝)を浅くすることができます。また、顔のたるみに対しては、支持靭帯を支えることで引き挙げ、輪郭を整えていきます。額・こめかみ・鼻・顎先などに注入することで骨のボリュームロスを補うことができます。また、涙袋や唇にも注入することもできます。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸とは、もともと体内に存在する成分で、保湿性と粘性のある安全性の高い物質です。また100%非動物由来のため、アレルギー反応が起こりにくく、非常になじみがいいのが特徴です。ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収され、水および二酸化炭素に変化します。
当院で使用するヒアルロン酸はスイス製のテオシアル社製を使用しています。80ヶ国以上、60万回以上の注射が実施されています。副作用は15000例中1例未満であり、すべて一過性で注入部位に限局されているとの報告がされています。ヒアルロン酸は注入量・種類にもよりますが、約半年〜1年間で吸収されます。状態を持続させるためには再注入の必要があります。ヒアルロン酸は繰り返し使用することは可能です。

ヒアルロン酸の注入方法

注入には細い針を使用し、希望の部位に数か所注入します。

ヒアルロン酸注入後の状態・ケア

注入箇所に多少の赤みや腫れ、またはまれに内出血が生じる可能性があります。赤みや腫れは2〜3日程度で引いていきます。内出血は1週間前後の場合があります。赤みや内出血等に関しては注入直後よりメイク可能ですのでほぼカバーできます。

注入当日〜翌日は注入部位に多少の痛みや熱感を感じることがあります。その場合はなるべく安静にして、冷やすことをおすすめします。内出血が生じる場合でも、よく冷やすことで早く軽減されます。

当日は激しい運動や入浴はなるべく避け、シャワー浴程度にしてください。

【合併症】

炎症反応(浮腫・発赤・疼痛・腫脹・硬化)/血腫/膿瘍/結節・腫瘤着色/塞栓(注入物によって血管が塞がれ血流が遮断し、組織が壊死してしまう状態)などの報告がされています。

ヒアルロン酸注入の施術後に痛みや発赤・腫脹、その他異常を感じた場合は速やかに当院に連絡し、その指示に従ってください。放置したままですと、適切な処置ができないことがあります。

【禁忌】
過去にヒアルロン酸注入でアレルギー反応を起こしたことのある方、発熱・感染・重度の皮膚疾患のある方、妊娠中または可能性のある方


○電話でのお問い合わせは、受付が対応する都合上、一般的な質問に限り、 詳細な内容についてはお答え致しかねますのでご了承ください。

○部位、症状や状態はお一人お一人異なりますのでカウンセリングの上で最適の施術をご提案いたします。

○自費診療の前回の受診から1年以上あけて受診される場合は、初診扱いとなります。

お問い合わせは当院まで  電話 0467−58−2000